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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報江西省 南昌市
資料にある地域情報南昌
慰安所があった時期1942年5月20日
記載内容若林君は私と一緒に8中隊に転属となったが已にノモンハン事件にも参加した立派な野戦下番である。入営当時は東京尾久警察に勤務していた。中隊の真面目な石部金吉君で酒も呑まず慰安所に一歩も足を踏み入れたことのない人であった。・・・5月20日、中隊は無蓋貨車で潘陽湖を左手に見て南壽線を南下夕刻南昌に着く。市内は全く無人の町で荒涼としている。ここは中国革命発祥の地。崩れかけた煉瓦造りの建物、半ば焼け焦げた民家が残っているのみである。中隊は海軍砲艇隊基地に設営する。ここで進攻まで英気を養うことになる。ここにも慰安所が開設されている。翌日宿舎に近い南昌飛行場に不時着した米軍爆撃機を見に行く。これが東京爆撃を敢行した敵機。
証言者結城祐鷹
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル野戦の想い出 野戦電信第八中隊戦記
著者、公文書発信者など野戦電信第八中隊戦友会
公文書宛先
発行日1995.8.15
発行所野戦電信第八中隊戦友会
ページ109
出典備考結城祐鷹「浙贛作戦の想い出」
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・南昌(シリーズL500、1954~)に「南昌」がある。地図の左上「9-7」にある。現在の地図で同所は「南昌市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・南昌は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-14.jpg
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