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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報広東省 広州市
資料にある地域情報広東市内
慰安所があった時期
記載内容「それぞれ部隊には、慰安所というところが設置されており、各中隊ごとに休務日をちがえてここに通い、コトを処するという仕組みになっている。そうすることによって、兵隊の士気高揚と現地婦女子への乱暴を防ぐということである。しかし、初年兵教育を受けているときに、そういうところに出入りすることは許されることではない」・・・
さて、喜び勇んで広東市内に素っ飛んで行った「おっさん初年兵」たちのことだった。兵たちが置いていった銃器監視当番のため戻って来た交替兵に聞くと、やはり大多数の初年兵が別名「第13中隊」と呼ばれていた部隊慰安所に向かったという報告だった。2人の教官少尉から、あの「突撃一番」を渡されていたことはもちろんである。
証言者徳増長五郎
証言者属性日本軍兵士
部隊名第104師団歩兵第161聯隊第1大隊第3中隊
資料タイトル生き残った兵士の証言 極限の戦場に生きた人間の真実
著者、公文書発信者など土井全二郎
公文書宛先
発行日2004.9
発行所光人社
ページ190-191
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOU(シリーズL500、1954~)に「広州」がある。地図の下中央「3-5」にある。現在の地図で同所は「広州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOUは次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nf49-4.jpg
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