資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	広東省　広州市
資料にある地域情報	広州の日本人街
慰安所があった時期	1944年4月
記載内容	昭和19（1944）年4月西南警備を他隊に移譲して広州西村に帰着した中隊は従前地域の警備を担当する傍ら、侵攻作戦を目標にして厳しい訓練に励むことになる。・・・省立1中から6粁、標高380余メートルの白雲山系には夜間演習の強歩訓練で箱庭のように駆け歩いた、休務日及び何かの公用で外出するときには広州の街を散策ででた。・・・休務日は毎週日曜日、午前中は兵器、被服の手入れ洗濯に時を過ごし、午後は広州の街に外出ができた。外出希望者は、一般用の衣服を着用、脚絆は外出巻きにして舎前に整列、週番士官の外出心得を聞いてそれぞれゴム用品を渡される。省立1中から20分、越秀山の麓の軍酒保までは隊列を組み、そこから数名づつ分かれて市内を歩いた。日本人街の飲食店、または姑娘の誘う慰安所等を覗き広州の休日を楽しむことができた。
証言者	亀井人司
証言者属性	日本軍兵士
部隊名	名古屋中部第二部隊
資料タイトル	中国に捧げた青春の記　大陸回顧　南支軍、湘桂作戦参加鳳兵団一兵士の記録
著者、公文書発信者など	亀井人司
公文書宛先
発行日	2004.6.25
発行所	新風舎
ページ	97-98
出典備考
備考	テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOU（シリーズＬ500、1954～）に「広州」がある。地図の下中央「3-5」にある。現在の地図で同所は「広州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOUは次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nf49-4.jpg