出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 広西チワン族自治区 南寧市 |
資料にある地域情報 | 南寧 |
慰安所があった時期 | 1940年9月頃 |
記載内容 | 南寧の街はずれに日本軍のための慰安所があった。広東からやってきたもので、その数は18軒、中国人の慰安婦が百数十名いた。陸軍が移動したので、彼女たちは商売にならなくなったので、広東に引きあげることになったが、そんなにたくさん乗って帰るトラックがない。車の手配がついたら引きあげさせるということになって、毎日首を長くしてトラックを待っている状態だといった。はじめて実情をきかされて、「大変なところへやって来たものだ」とみんな驚いて顔を見合わせていた。 |
証言者 | 小俣行男 |
証言者属性 | 従軍記者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 戦場と記者 |
著者、公文書発信者など | 小俣行男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1967.3.30 |
発行所 | 冬樹社 |
ページ | 203 |
出典備考 | |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・NAN-NING(シリーズL500、1954~)に「南寧」がある。地図の左上「2-2」にある。現在の地図で同所は「広西チワン族自治区南寧市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・NAN-NINGは次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nf49-5.jpg |