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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報海南省 保亭黎族苗族自治県 南林郷 什浪村
資料にある地域情報什浪村
慰安所があった時期
記載内容原告林亜金が、17,8歳のとき、武器をもった日本兵8名に捕らえられて什浪村にある兵器工場に連行された。日本兵は、原告林亜金を他の3人の女性とともに抗日ゲリラの所在を突き止めるという口実で連行した。しかし、実際には、それは単なる口実にしかすぎなかった。というのもそのとき連行された者は女性だけであったからである。・・・原告林亜金らは、別々に取り調べられたが、その際、原告林亜金らは日本兵に強姦された。原告林亜金は、取調を口実に同女を取り囲んだ4人の兵に強姦された。什浪村で監禁された大きな部屋には、間仕切りがされていた。原告林亜金ら4人だけがその部屋に入れられた。原告林亜金は、什浪村で毎日2人から4、5人の日本兵に強姦され続けた。
証言者林亜金
証言者属性中国人被害者
部隊名
資料タイトル海南島戦時性暴力被害賠償請求訴訟・訴状
著者、公文書発信者など原告ら訴訟代理人
公文書宛先
発行日2001.7.16
発行所
ページ22-23
出典備考「謝罪文交付等請求事件」は訴状なので事件名なし。その後、「平成13年(ワ)第14808号謝罪文交付等請求事件」となる。
備考 什浪村の位置不明。テキサス大学図書館公開の中国地図・萬寧(シリーズL500、1954~)の藤橋の西に「南林崗」がある。地図の左側「cl5-3」にある。什浪は見えず。現在の地図で同所は「保亭黎族苗族自治県南林郷什浪村」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・萬寧は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ne49-6.jpg
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