証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報海南省 地名特定不可能
資料にある地域情報海南島
慰安所があった時期1943年8月
記載内容慰安婦の隊長はね、確か信州の人でね、「おうのさん」というてましたわ。「うの」という名前ですわ。50ぐらいの人ですわ。それで、部隊は第4中隊まであってね。ほいで、我々、3中隊いいよったわけですわ。・・・その時にね、結局18人の慰安婦がおったから。海南島からね、雷州半島、それから中支。はい。それだけですわ。(おうのさん以外の人の年齢は?)あのねえ「朝鮮ピー」いうてね。朝鮮人でね。17,8から24,5くらいやったと思うね。(朝鮮人が多かった?)そう。18人全部が朝鮮人。(おうのさんいう方だけが日本人で?)そうそう。・・・副幹部が慰安婦の担当やったんですわ。その時に、名刺半分くらいのにね、「わかたに少佐」「独立混成第9848大隊副幹部わかたに少佐」いう判をついてね。各部隊に配るわけ。・・・(そうすると、何年ごろでしょうか?)昭和18年の8月1日。昭和21年の5月に帰りました。浦賀へ。・・・確かに18人おりました。海南島に雷州半島。それから中支。ずっと連れて歩いてました。
証言者69歳 男 大阪府
証言者属性日本軍兵士・上等兵
部隊名独立混成第23旅団司令部純9848大隊 第3中隊
資料タイトル性と侵略――「軍隊慰安所」84ヶ所 元日本兵らの証言
著者、公文書発信者など1992・京都「おしえてください!『慰安婦』情報電話」報告集編集委員会
公文書宛先
発行日1993.7.31
発行所社会評論社
ページ168-169
出典備考
備考
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