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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報雲南省 德宏傣族景颇族自治州 芒市 遮放鎮
資料にある地域情報遮放
慰安所があった時期1944年
記載内容隊長が情婦にしていた慰安婦はもともと担架中隊長の大尉と相愛の仲だった(別人との説もある)。大尉はそうしたこともあってか隊長としっくりいかず、荒っぽくて兵を殴ったりすることもあった。隊長は大尉を歩兵第148連隊に転属させてしまった。その慰安婦は無事に日本に帰り、大尉も復員して2人は結婚した。一部の白い目にも屈せずに初恋を貫き一緒に暮らしているということで、大尉の生きようはいまもそれを知る旧将兵の心を温めている。子宝には恵まれていないという。
平穏なころ、衛生隊本部がいた遮放の日本人慰安婦は、この人も含めて8人いた。あとで広東ピー(売春婦)と呼ばれた中国人もきたが、日本人はみなオンリーのように将校の相手が決まっていた。
証言者品野実
証言者属性日本軍兵士
部隊名ビルマ方面軍第33軍第58師団歩兵第113連隊 衛生隊本部
資料タイトル異域の鬼 拉孟全滅への道
著者、公文書発信者など品野実
公文書宛先
発行日1981.5.25
発行所谷沢書房
ページ199
出典備考注:著者略歴に「1942年毎日新聞に入る。1944年応召ビルマ従軍」とある。1944年のことか。
備考 著者略歴に「1942年毎日新聞に入る。1944年応召ビルマ従軍」とある。
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