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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報雲南省 保山市 龍陵県 平達郷
資料にある地域情報平戞
慰安所があった時期1944年7月
記載内容坂口分隊は、白壁の平戞の家が目の下の山あいに見える場所まで行き、そこで守備隊に積荷の弾薬を渡し、その後の指示を待っていた。彼我の銃声が激しいなかを、坂の下の方から5,6名の女性が登ってきた。(彼女たちは平戞の慰安所にいた慰安婦たちである。坂口は彼女たちの服装を憶えていないが、石川県山中町の田中敏男軍曹は、兵隊と同じ服装で軍靴を履いていたという)。その中の1人の女性が生後間もないと思われる乳児を背負っていた。・・・
証言者坂口英三
証言者属性日本軍兵士
部隊名第9師団 第1架橋中隊
資料タイトル生還者たちのビルマ 知られざる戦場の記録
著者、公文書発信者など大田毅
公文書宛先
発行日1987.8.10
発行所葦書房
ページ303
出典備考注:太田の所属部隊は西部第51部隊/野砲兵第56連隊留守部隊/244p「平戞守備隊配置図」の中に「慰安所」が記載されている。その位置は平戞街の直ぐ北である。
備考 p244の「平戞守備隊配置図」に「慰安所」の記載あり。
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