出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 雲南省 保山市 龍陵県 松山村 |
資料にある地域情報 | 拉盂 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 重傷の将兵が片手片足で病院を追い出して第一線につく有様、空中投下の手榴弾を合掌して受け取り、一発必中の威力を発揮する場面、弾薬が尽きて敵陣に盗みにゆく姿、慰安婦約20名が軍服を着て弾丸運びに、看護に、あるいはおにぎり作りで手の掌に火傷をする健気さ、最後の玉砕に重傷者を介錯し軍旗を焼き、真鍋大尉以下40名、群がる敵中に喊声をあげて斬り込む場面に到りては、到底聞くに堪えないものがあった。 天草娘も朝鮮娘もこの陣内に取り残されていたが、最後の日、日本娘は晴着の和服に最後のお化粧して青酸加里をあおり、10数名一団となって散り、朝鮮娘5名だけが生存者として敵軍に投降したことは傍受電報によって明らかにされた。 |
証言者 | 辻政信 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 十五対一 激闘ビルマ戦線 |
著者、公文書発信者など | 辻政信 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1979.5.20 |
発行所 | 原書房 |
ページ | 116 |
出典備考 | |
備考 |