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資料の詳細

出典種別 その他
現在の地域情報雲南省 保山市 龍陵県 松山村
資料にある地域情報拉盂
慰安所があった時期
記載内容サルウィン前線上の日本軍要塞を掃討した中国軍は、このほど10人の日本人と朝鮮人の女性を捕らえた。彼女たちは松山(拉孟)で山の形を完全に変えてしまうような3ヵ月間にわたる激しい砲爆撃と絶望的な最終戦を敵軍隊とともに生き抜いた。・・・満州から脱出してきて現在はアメリカ軍で働いている、日本語を話す中国人学生の助けを借りて、松山の5人の哀れな女性たちの身の上話を聞くことができた。そのうちの4人は朝鮮の農民の娘たちで、年は24歳から27歳だった。・・・一行がサルウィンの前線に位置する松山に着いた時、4人はもう1人の女性(35歳の日本人の売春婦で、掃討作戦で一緒に捕まった)の配下におかれた。松山には全部で24名の女性がいた。・・・彼女たちは、お金は全く支払われなかったし、故郷からの手紙も届かなかったといった。中国軍が松山を攻撃した時、彼女たちは壕で暮らしていたが、24人のうち14人は爆撃で殺された。
証言者ウォルター・ランドル特派員
証言者属性米軍記者
部隊名拉孟守備隊
資料タイトル戦場の「慰安婦」 拉孟全滅を生き延びた朴永心の軌跡
著者、公文書発信者など西野瑠美子
公文書宛先
発行日2003.12.25
発行所明石書店
ページ115-117
出典備考「ジャップ『コンフォート・ガールズ』」『ラウンドアップ』(1944.11.30)所収
備考 米軍が発行した週刊新聞
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