出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | アチェ州 パンダ・アチェ |
資料にある地域情報 | スマトラ島 コタラジャ |
慰安所があった時期 | 1942年3月 |
記載内容 | 隊員諸兄も交替でコタラジャまで慰労の外出が実施されている様子で、今までも本部のある町にはかならず酒保や慰安所が置かれてあり、兵の1日は酒保へ行き飲んだり食べたり、そして慰安所へのコース、なかには逆の者もいるが、ほかには飲食の後、町の見物や散歩で終える者もいる。・・・慰安所にいる娘にもランクがあり、部屋も違う。一番高いのが日本人で、主に将校、下士官が遊び、朝鮮、中国、現地人の順になっていて、兵隊は気楽な朝鮮人や現地人の所に良く遊びに行ったらしい。思えば彼女達も不憫な境遇で、進んでこの道に入った者もいくばくかはいた事だろうが、家庭の事情や甘言に乗せられてきた者が大部分でなかったかと思う。 |
証言者 | 石川惣吉 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 四中隊と共に |
著者、公文書発信者など | 石川惣吉 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1990.2.15 |
発行所 | 私家版(埼玉県川越市) |
ページ | 191 |
出典備考 | |
備考 | 旧くはコタラジア。現在はバンダ・アチェ市。 |