出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | リアウ州 ドゥリ |
資料にある地域情報 | ドリー |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | 4月に中スマトラ燃料支廠の本部のあるアイルモレに着いた。数日後、スマトラ島中央北よりのリアウ州ドリーに配属された。・・・パカンバルから南東へ190km位がアイルモレ、北へ約100kmにドリー、その北約100kmで海岸のドウマイになる。これらは、ほとんど川でつながっている。私の本業は削井であったのに、なぜか医務室勤務になった。これは小柄で、未だ若くて、現地語も喋れたせいのようだ。再びアイルモレへ戻って、医務科で注射・包帯・消毒等の衛生教育を2ヶ月受けた。ここはドクターと呼ばれていた医師と衛生兵が3人ばかりいたが、看護婦はいなかった。ドリーには中国人もいたし、村の入り口に事務所があり、病院もあってドクターがいた。慰安所も作ってあって、中国人の慰安婦がいた。 |
証言者 | 斉藤寅一 |
証言者属性 | 東部第85部隊 |
部隊名 | |
資料タイトル | 南方に石油を求めて-石油徴用者の戦争体験紀- |
著者、公文書発信者など | 帝国石油「南方に石油を求めて」編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.4 |
発行所 | 帝国石油 |
ページ | 488 |
出典備考 | 斉藤寅一「タラカン島とドリー油田」 |
備考 | ドリーの位置。アイルモレの約100キロ北にドリーがあるのではなく、パカンバルの北約100のようだ。現在の地図のペカンバルPekanbaruの北方にドゥリDuriがある。 |