出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 西ジャワ州 バンドン |
資料にある地域情報 | バンドン |
慰安所があった時期 | 1942年3月 |
記載内容 | 3月1日、日本軍がジャワ島に上陸した。そして、それまでのオランダ統治権は、日本に移った。ジャワ島は、日本領になったのである。その2カ月後、私はバンドンに飛んだ。・・・或る日、私は、オランダ軍から接収した機体工場の裏口より抜け出した。無断外出である。藤村君、久保田君が一緒だった。私たちは、まっしぐらにカンポンに行った。公娼たちの慰安所では、インドネシア美人が、輪になって踊っていた。公娼の彼女たちは、私の指名を待って盛んに腰を振っては媚びを売る。そして肩を叩くと、黙って部屋に案内してくれた。私は、30銭にしてもらったこともある。 |
証言者 | 高梨光正 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 少年と疾風 昭和従軍少年史 |
著者、公文書発信者など | 藤原正一編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.1.10 |
発行所 | 宇陸航16年度同期生有志 |
ページ | 303-304 |
出典備考 | 高梨光正「戦場を駆ける少年」 |
備考 |