出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 中部ジャワ州 スマラン |
資料にある地域情報 | スマラン |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 私は両人の前に出て何故ゴルフ場を確保したか、次のように説明した。 「今、スマランに居る日本人を大別すると、軍人と州庁始め各官公所にいる役人と各方面で活動している銀行、商社の人間にとなり、夫々自分の任務を遂行、この大東亜戦争に協力しているが、仕事の終わった後の娯楽機関が何もない。ただ軍人だけがエンジョイしているではないか、これはまことに不公平である。但し、軍の慰安所に出入りさせろとは言わないが、何か一般の日本人にも慰安の場所を与えて当然である。その意味からゴルフ場はこれら一生懸命働いている人達への安息所とされ度い」と説明した。 |
証言者 | 大倉徳治 |
証言者属性 | スマラン州庁・経済部長 |
部隊名 | |
資料タイトル | 南方に生きる男 |
著者、公文書発信者など | 日比野秀夫 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1996.4.9 |
発行所 | 私家版 |
ページ | 96-97 |
出典備考 | 大倉徳治「スマランのゴルフ場のこと」(三菱商事社内誌より転載) |
備考 |