| 出典種別 | 公文書・軍関係資料等
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| 現在の地域情報 | 中部ジャワ州 スマラン |
| 資料にある地域情報 | スマラン |
| 慰安所があった時期 | 1944年2月 |
| 記載内容 | 1943年12月「ジェンベル」に抑留され、44年2月1日「ハルマヘラ」に移されたが、2月23日18才~25才の婦人が事務所に呼ばれ、数名の日本人から訊問された。その中には此の写真の主「井上盛男」(スマラン憲兵隊)が確かにいた。(彼はその後にも慰安所へ良く来た)・・・その後2月26日には大急ぎで出発準備をさせられ、「カナリーラーン」のある家へ連れて行かれた。・・・「カナリーラーン」には正午頃には他の「キャンプ」からも婦女子が集って来た。午後には我々を選ぶ為に慰安所の経営主も集まって来たが、此処に居たものは古谷とその妻、森本その他に岡田と云ふ軍人がいて指導をしていた。私は次の人々と共に古谷に選ばれその慰安所に連行された。・・・我々は皆日本名をつけられ、私は「宮子」と云った。慰安所は正式には3月1日に開かれたが、2月26日の晩には既に数名の酔払ひが入って来て、J.d.BとLを強姦した。3月1日開所されたが、我々は最初隠れていたが遂に強制的に客をとらせられたが、之には大格斗が伴った。P.v.Bは自ら手首を切り、C.RとPは逃げたが、又捕へられた。・・・ |
| 証言者 | E.C.v.d.P(25歳) |
| 証言者属性 | オランダ人被害者 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 69号事件/証言 被害者E.C.v.d.P(25歳) |
| 著者、公文書発信者など | |
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| 出典備考 | 国立公文書館蔵/wam公文書サイト:J_J_036/069‐172 3409/R/参考資料:強制動員真相究明ネットワーク刊『BC級バタビア裁判・スマラン事件資料』2014年8月20日 |
| 備考 |
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