出典種別 | 公文書・軍関係資料等
|
現在の地域情報 | 中部ジャワ州 マゲラン |
資料にある地域情報 | ジャワ島マゲラン |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 【原文英語】売春宿は、マゲランの元第1大隊の兵舎に置かれており、非常に多くの若いインドネシア人少女と女性が、日本軍軍人軍属の専用として収容されていた。彼女たちは、自発的な応募者と見えるであろう多くの者の中から、非常に注意深く選別された。子供を産んだことのある少女や女性は選ばれなかった。選ばれた者は、300ギルダーのプレミアムと望ましいタイプのきれいな衣類一式を受け取った。売春仲介人たちは、売春宿の居住者は、性病をうつされると、即座に解雇され取り替えられるなど、相当激しい入れ替わりがある、と彼に教えた。この〔性的〕サービス用の少女たちを多くは、使用人として働く若い少女を求めるという、地方のいたるところに撒かれたビラに応募することで集められ、このケースでは、彼女たちは、マゲランの警察署で応募した時に雇われた。 |
証言者 | メナド人1名、ジャワ人8名 |
証言者属性 | 1名は軍夫、他は兵補。1944年に米軍により解放された。 |
部隊名 | |
資料タイトル | オランダ軍情報機関(NEFIS)尋問報告 534,552,567,568,579,586,587,588,592合併号 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
発行日 | 1944.12.6 |
発行所 | |
ページ | |
出典備考 | 米国国立公文書館所蔵/wam公文書サイト:FM_012 |
備考 |
翻訳は吉見義明「資料紹介 インドネシアにおける日本軍「慰安婦」に関する資料ー『NEFIS尋問報告から』」『季刊戦争責任研究 第41号』2003年秋季号参照
|