出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東ジャワ州 マラン |
資料にある地域情報 | マラン |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 薄氷を踏む思いが連続の任務も何事もなく終わり、スラバヤ港で下船、マラン飛行場の防空警備に着く、いつもの様に土方作業も終わり、マランの町に外出が許可された。・・・客待ちの洋車に乗ると黙っていても慰安所で下される、マランの町には日本人と朝鮮人の遊女がいる所と現地人の遊女だけの2軒の施設があった。別に民間経営の施設があり、料金は軍より安価だと云われていたが、病気が心配でその道の達人?が利用していたらしい、[チモール島、戦記]にも書いて置いたが、飛行場の外れの玉葱黍畑に囲まれた陣地に果物や卵等を売りに来る現地人は畑の中に女を隠して、兵隊の要求に応じていたと云う、料金はいくらか、知らない。日本人と朝鮮人がいる慰安所は大きな建物で広い待合室(?)があり、遊女と話をしたりして寛ぐ事が出来たが、日本人の遊女は口が悪く「お前等男か、チンポがあるなら、俺を買えよ」なんて云い、白いパンティーは着けているが、大股を広げて、これみよがしの態度で、大和撫子の淑やかさは欠片もない。 |
証言者 | 笹山良樹 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 野戦高射砲第32大隊 |
資料タイトル | チモール島戦記-総集編-及び「従軍慰安婦」について考えてみよう |
著者、公文書発信者など | 笹山良樹 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001 |
発行所 | 私家版 |
ページ | 165-166 |
出典備考 | |
備考 | スラバヤの南方にマランMalangがある。 |