証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報東ジャワ州 トゥルンガグン県 ボヨラング
資料にある地域情報ボヨラング
慰安所があった時期
記載内容小学校4年生の時、村長が「言葉と舞踊を学ばせる女性を集めるよう日本軍の命令があった」と言い、私も含め17人の少女が選ばれました。翌朝、ボヨラングの日本軍の宿舎に連れて行かれると、周りの村からも同年代の女の子が沢山来ていました。数日後、ある日本兵に「一緒に寝よう、痛かったら薬をあげる」と言われ、その日以来、いつもその同じ日本兵の部屋に呼ばれました。他の女の子たちも同様でした。2 ヵ月ほど拘束された後、わずかな軍票と布地を与えられ家に帰されました。
証言者ルミニ
証言者属性インドネシア人被害者
部隊名
資料タイトル第13回wam特別展カタログ『「アジア解放」の美名のもとに』
著者、公文書発信者などアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)編
公文書宛先
発行日2016.12
発行所アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)編
ページ31
出典備考木村公一による調査
備考 ボヨラングの位置。各地にあるが証言者の生地ワジャック・ギドルの近くにあるのはトルンガグンの西方にあるボヨラングBoyolanguである。ジャワーマドラ図(Ⅸ)25万分の1の地図にTOELOENGA GOENGがあるがこの中心地の南直ぐのところにBojolangoeがある。ここが証言の位置で、現在の地図のボヨラングBoyolanguである。ジャワ島320号の地図5万分の1にはBojolangoeの東方直ぐのところにワジャック・ギドルWadjak-kidoelがある。証言者の生地である。現在の地図にもWajak Kidulがみえる。ここからボヨラングに連行されたのである。現在の地図ではトルンガグンの地名が表示されている位置は当時の中心部から東にずれていて、トルンガグン市立公園の表示位置が当時の中心部である。旧地図は次を参照のこと。上が25万分の1、下が5万分の1
http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/viewer/index.php?ghzno=TH008489
http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/viewer/index.php?ghzno=TH008366
テキストのコピーはできません。