出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東カリマンタン州 アンガナ |
資料にある地域情報 | アンガナ |
慰安所があった時期 | 1943年 |
記載内容 | 盲腸でサンガサンガの海軍病院に80日ぐらい入院した。・・・6月の退院の日に看護婦さんから、アンガナへ帰ればアミーバ赤痢になるといわれていたが、帰る途端に1週間くらいでかかり、また海軍病院へ入院したら、父と弟も同じ病院に入院していた。赤痢が流行っていたのだ。・・・ 現地人の居住地入口に海軍の検問所があり、それと宿舎の中間に慰安所があり、今問題の慰安婦は台湾や朝鮮の人がいた。未成年者は立ち入り禁止であったが、慰安婦を巡っての兵隊と徴用の軍属の間で時々トラブルがあったのは聞いた。 |
証言者 | 吉田武男 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 南方に石油を求めて-石油徴用者の戦争体験紀- |
著者、公文書発信者など | 帝国石油「南方に石油を求めて」編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.4 |
発行所 | 帝国石油 |
ページ | 78 |
出典備考 | 吉田武男「ボルネオ島一人生還する」 |
備考 |
バリクパパン50万分の1の地図にアンガナがある。サマリンダの東方、マハカム河岸(北)である。アジア歴史資料センター:C19100070800の「行動要図」にアンガナの記載がある。現在の地図の同所はアンガナAngganaである。 旧地図は次を参照のこと。 http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/viewer/index.php?ghzno=TH008603 |