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資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報南スラウェシ州 マカッサル
資料にある地域情報セレベス マカッサル   
慰安所があった時期1944年
記載内容【原文:オランダ語】Celebes(セレベス)
外海諸島に住んでいたヨーロッパ人女性の大部分は、占領中マカッサルの近くにあるカンピリ抑留所に抑留されていた。マカッサル市内にあった2軒の日本軍娼楼で働かせるために、抑留所から女性を連れ出そうとする試みが少なくとも一度はなされたことしか分かっていない。ある情報源によると、そのような試みは阻止されたとある。また別の情報によれば、1944年に、上記の試みのときか、あるいは別のときなのか、4人のヨーロッパ人女性が経済的な理由のために抑留所を出てマカッサルに行ったとあるが、最終目的地は明記されていない。3か月後、女性たちは抑留所に戻ってきたが、待遇が非常に悪かったと報告した。第三の情報によれば、カンピリ抑留所の前身であるマリノ抑留所の数人のヨーロッパ女性が、マカッサルに向けて出て行ったが、4週間後に戻ってきたという。マカッサルの娼楼の他にも、セレベスにはいくつかの娼楼が設置され、現地の女性やジャワ島で集められた女性が働いた。これらの娼楼でヨーロッパ人女性が働いていたという証拠はない。
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル日本占領下蘭領東インドにおけるオランダ人女性に対する強制売春に関するオランダ政府所蔵文書調査報告(Gedwongen prostitutie van Nederlandse vrouwen in voormalig Nederlands-Indie)
著者、公文書発信者などオランダ外務省
公文書宛先
発行日1994.1.24
発行所
ページ15
出典備考wam公文書サイト:FG_001
備考 翻訳は、梶村太一郎、村岡崇光、糟谷廣一郎『「慰安婦」強制連行-〔史料〕オランダ軍法会議資料×〔ルポ〕私は”日本鬼子”の子-』金曜日、2008.6.6、pp214-246参照。
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