出典種別 | 公文書・軍関係資料等
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現在の地域情報 | バリ州 デンバサール |
資料にある地域情報 | デンパサール |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 【原文オランダ語】私がデンパサールに4日間ほどいたときの、ある夜、1人の日本人ー後でハヤシダと名前がわかりましたがーがやってきました。彼は完全な服装で立っていました。そのとき彼は二つ星で、後に三つ星なりましたが、二本のストライブの入った帽子をかぶり、その帽子には碇のマークがありました。ひげを生やしていました。彼は大きく、がっしりしており、赤ら顔でした。Aとハヤシダは、私に対して、ハヤシダと寝なければならないと言いました。私が拒否すると、Aは怒り出し、私を脅し始めました。Aは燃えるマッチの火を私の鼻の下に持って来ました。私は彼の手を振り払いました。そうするとAは平手で三度、私の顔を殴りました。そしてハヤシダは私を抱き上げてベッドに連れて行き、私をレイプしました。Aはドアに鍵をかけて、外で見張っていたと思うのですが、ハヤシダがそうするのを助けました。・・・私がデンパサールにいるときにはいつもハヤシダが週に2,3回私と寝るためにやってきました。私はいつもそれを拒否しようとしましたが、そうすると彼は脅迫し無理強いしました。 |
証言者 | YYYY |
証言者属性 | 中国人被害女性、23歳主婦 |
部隊名 | バリ島海軍第三警備隊 |
資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 第25号事件(三警事件)/尋問調書 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
発行日 | |
発行所 | |
ページ | |
出典備考 | 国立公文書館所蔵/wam公文書サイト:J_J_007 |
備考 |
日本語訳は、林博史「【資料紹介】「慰安婦」など性的強制事件と軍による隠蔽工作」『季刊 戦争責任研究 第82号』2014年夏季号、27-28ページ参照。
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