出典種別 | 公文書・軍関係資料等 |
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現在の地域情報 | 東ヌサ・トゥンガラ州 フローレス島 |
資料にある地域情報 | フロレス |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 14-4-'44当時働いていたCarolona酒場(スマランHeerenshast)からBodiong警察署に連行された。約100名以上の娘の中欧州人が約20名居た。・・・Splendidの1室には1名の医師と2~3名の制服を着た日本人が居た。深く突き差されて、かき廻され、忽ち出血した。終了後「市川」が名を読み上げていた者は、□以外に20名の名を挙げたが此の中には私の名もあった。翌日「スラバヤ」へ連行された。・・・「スラバヤ」でも何度も逃亡を企てたが、一寸した散歩や用たしにも兵隊が連いて来て目的を果たせなかった。然し2名は成功した。Floresでは我々17名は慰安所に入れられた。「トヾサン」と云ふ経営者は悪魔で私も虐待をうけた。私は身体が弱く、とても1週に100枚の切符は出せず、自費で買ってごまかした。又とても客をとれなかったが「トヾサン」の監督は厳重であった。・・・ 「チピナン」刑務所に於ける対質 6名の日本人中より直ちに何等の躊躇もなく伊藤忠を発見: 「之は14-4-’44私の生殖器に器具を差込み出血と苦痛を与へた男である」と述べた。 |
証言者 | A.v.d.V夫人(20歳) |
証言者属性 | オランダ人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 106号事件/証言 被害者A.v.d.V夫人 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
発行日 | 1948.8.20 |
発行所 | |
ページ | |
出典備考 | 国立公文書館蔵/wam公文書サイト:J_J_108/106-329/参考資料:強制動員真相究明ネットワーク刊『BC級バタビア裁判・スマラン事件資料』2014年8月20日 |
備考 |
250万分の1東印度諸島4号の地図のSOEMBA島の北にある細長い島がFLORES島である。 旧地図は次を参照のこと。 http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/viewer/index.php?ghzno=TH011423 |