出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東ヌサ・トゥンガラ州 マラカ県 |
資料にある地域情報 | チモール島 ボアス |
慰安所があった時期 | 1945年 |
記載内容 | 昭和20年、わたしたちは、チモール島中部の、ボアスという辺境にいて、ボロボロのシャツとズボンをチモール人の目に曝し、飢え、痩せ細り、ときどきマラリアの熱を発し、何人かの戦友を葬り、辛うじて生きていた。そんなところにも、どうしたわけか、やっと暗い雨季も終わった3月、10名のインドネシア慰安婦がやってきて、大隊本部の近くに2棟の小屋を立てて、商売を始めたのである。 |
証言者 | 秋元実 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 野戦重砲大隊 |
資料タイトル | かたりべの群れ2 私の戦時体験 |
著者、公文書発信者など | 沼津戦後の戦友会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1988 |
発行所 | 私家版 |
ページ | 10-11 |
出典備考 | |
備考 |
25万分1図チモール島の地図の中部にBoasがある。南海岸のTg.Wetohと記載された河口の北方にBoasがある。グーグルマップの地図の同所にはBoasを冠する施設はあるが、ボアス見えず。上位の行政区画でとった。 参考地図:http://chiri.es.tohoku.ac.jp/~gaihozu/viewer/index.php?ghzno=TH008980(東北大学所蔵) |