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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報マルク州 アンボン
資料にある地域情報アンボン
慰安所があった時期
記載内容兵站班は司令部付で給養も良い。食堂と慰安所2ヵ所へ兵站班から食料を補給している。慰安所1ヵ所は、日本系の女である。1ヵ所は現地人のインドネシア系である。すれっからしの日本系よりか、純情で若いインドネシア系が人気があった。彼女達はジャワで軍専用の食堂のウェイトレスで高給を支払うとの募集広告により応募した。そうしたら即日採用で有無を言わせず船に乗せられ50名位、アンボンに送られて来たもので、中には子供のいる者もいる。強制的に慰安婦にさせられた、騙されたと言っていた。私にはその真偽は分からないが軍のやりそうなことである。1日に多い時は兵隊4,50名を相手とする。昼は兵隊、夜は将校ということになっている。兵隊1発1円、将校が夜一晩抱いて寝て10円也である。
証言者中山義隆
証言者属性
部隊名
資料タイトル命は羽より軽し
著者、公文書発信者など中山義隆
公文書宛先
発行日1995.11.25
発行所近代文藝社
ページ148-149
出典備考
備考 アンボン島はニューギニア島とスラウェシ島の間にある。
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