資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	モン州　モーラミャイン県　タンビュザヤ郡区
資料にある地域情報	タンビサヤ
慰安所があった時期	1944年
記載内容	当面の目的地モールメンに到る前に、泰緬鉄道の終着駅タンビサヤに到着したが、幾日間そこに停ったかは、はっきりしない。ここで泰緬鉄道は、すでにあったモールメン―イエ間の鉄道と接続する。タンビサヤはモールメンの南方百キロの地点にありモールメンとイエのほぼ中間に当る。ここに皇軍特殊慰安所があり、慰安所には朝鮮人慰安婦がいる、という驚くべき事実を私が知ったのは古参兵がとりかわす対話を聞いてからである。「ビルマにはピーが4種類あるね、日本ピー、朝鮮ピー、中国ピー、原地ピーだ。日本ピーは将軍用であり、わしらのとうてい望むところではないんだ。だがわしらには朝鮮ピーが一番ままになるってわけだ」
証言者	李佳炯
証言者属性	朝鮮人日本軍兵士（学徒志願兵）
部隊名	第49師団山砲兵第49連隊第2大隊、5中隊段列
資料タイトル	怒りの河　ビルマ戦線狼山砲第二大隊朝鮮人学徒志願兵の記録
著者、公文書発信者など	李佳炯
公文書宛先
発行日	1995.3.3
発行所	連合出版
ページ	58
出典備考	著者略歴に「1944年1月、朝鮮学徒志願兵として龍山の26部隊入隊、ビルマに赴く」とある。
備考	著者略歴に「1944年1月、朝鮮学徒志願兵として龍山の26部隊入隊、ビルマに赴く」とある。