出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ラカイン州 シットウェ県 シットウェ郡区 |
資料にある地域情報 | アキャブ |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | プロームに駐留中の或る日、先発してアキャブに進駐するよう命ぜられたので1日朝から外出を願って残留する棚橋部隊の馬部隊に面会に行った。私の原隊で里帰りだ。・・・アキャブ島は周囲6,7里位の島らしいが此の地区第一の街で、良港を持ち飛行場あり、街も美しく舗装された道路は四通八達して、マンゴーの街路樹が立派だ。勘定作戦の時に、又その後毎日のような空襲を受けて街の目抜筋は惨憺たる有様になっている。もう慰安所が開設されている。あれ丈輸送が困難しているのに何故戦力にもならぬ慰安所が我々より先に来ているのか不思議だ。(33師団の置土産らしい。) |
証言者 | 林芳男 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 丸亀連隊 |
資料タイトル | 当番兵の見たビルマ戦線 |
著者、公文書発信者など | 林芳男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1981.9.21 |
発行所 | 私家版(神戸市) |
ページ | 64 |
出典備考 | |
備考 | アキャブは、現在のビルマの地図ではシットウェである。西部ラカイン州の州都である。 |