証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報マンダレー管区 ピンウールウィン県 ピンウールウィン郡区
資料にある地域情報メイミョウ
慰安所があった時期
記載内容「オイ、お前らは日本人か?」石田が聞くと、女は「ウン」と頷いた。「お前らは、カーサから来たのか?」「これからどこに行くんだ?」「どうしてこんなところに来たんだ?」「カーサで何をしていたんだ?」私と石田が交代で、つまらんことを話し掛けたが、女からは満足な返事はかえってこなかった。しかし、とぎれとぎれの言葉の端から判断してみると、この女達は第15軍の司令部のあるメイミョーで慰安婦をしていたが、日本軍のインパール作戦が始まる前から、インパールで商売をするためカーサにきていた。
証言者菊池歵
証言者属性日本軍兵士
部隊名15軍司令部
資料タイトル狂風インパール最前線
著者、公文書発信者など菊池歵
公文書宛先
発行日1982.6.20
発行所叢文社
ページ65
出典備考
備考 現在の地図のマンダレー東方にメイミョーMaymyoがある。ピンウールウィンPyin Oo Lwinとも呼ばれている。ちなみにアジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図では「マイミヨ」とある。日本軍はメイミョウ、明妙などと呼んでいた。
テキストのコピーはできません。