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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報カチン州 ミッチーナー県 ミッチーナ郡区
資料にある地域情報ミートキーナ
慰安所があった時期1944年5月
記載内容ここミイトキーナの野戦病院で、春江たちの仲間が『臨時看護婦』と呼ばれるようになったのは、雨季入り寸前に、イギリス軍空挺部隊が街外れの日本軍飛行場に降下してからである。日本軍がビルマに進攻して以来、北ビルマの要衝として菊師団司令部もあったこの街には、日本軍向けの慰安婦が40人ほど居て、街のそこかしこの建物を利用して店を開いていた。年増の春江は仲間の中では姉さん株で、10人ほどの仲間と一つ家に暮らしていたが、その中でもまだ20歳そこそこの薫とは、実の姉妹にも勝る仲になっていた。
証言者中山堅恵
証言者属性日本軍兵士
部隊名菊部隊(第18師団)
資料タイトルビルマ戦線
著者、公文書発信者など中山堅恵
公文書宛先
発行日1991.5.10
発行所文芸誌 群
ページ9
出典備考
備考 現在の地図のビルマの北部にミッチーナーMyitkyinaがある。カチン州の州都である
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