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資料の詳細

出典種別 その他
現在の地域情報千葉県 木更津市
資料にある地域情報木更津 六軒町
慰安所があった時期
記載内容慰安所「六軒町」
第2海軍航空廠と朝鮮人労働の調査の過程において、「六軒町」と呼ばれた6軒の慰安所の存在について複数の方から話があった。また、明石清三氏の著になる『木更津基地ー人肉の市』(洋々社、1957年)は、木更津海軍航空隊や航空廠そして慰安所で、戦争末期から戦後にかけて起きたと考えられるさまざまな事件を題材としている。戦後(解放後)、慰安所に残っていた3人の朝鮮人女性の身柄を引き取った李東乙氏は、次のように証言をしてくれた。私は、3人の朝鮮人女性を、自宅に連れ帰り、しばらくの間預かることにしました。2ヵ月ほど一緒に生活しましたが、女性たちは自分のことをあまり話したがりませんでした。年齢だけは教えてくれました。1人は16歳でした。ということは、日本に連れて来られた時は、まだ12,3歳の子どもだったわけです。他の2人は22~3歳でしたが、彼女たちも10代のうちに連行されて、「慰安婦」の生活を強制させられたことになります。
証言者栗原克栄
証言者属性
部隊名第2海軍航空廠
資料タイトル朝鮮人強制連行調査の記録 関東編1
著者、公文書発信者など朝鮮人強制連行真相調査団
公文書宛先
発行日2002.6.10
発行所柏書房
ページ170
出典備考
備考 木更津市は東京湾の東海岸沿いにある。現在、六軒町の地名はない。現在の地図の「永井作」付近と思われる。158pの地図の指し示す位置もそのあたりだる。
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