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資料の詳細

出典種別 公文書・軍関係資料等
現在の地域情報沖縄県 国頭郡 伊江村
資料にある地域情報伊江島
慰安所があった時期1944年5月7日
記載内容大隊長訓示(飛行場設立作業開始に当たり与ふる訓示)
九、徳操の堅持に務むべし。本事項は既に那覇上陸第一歩に注意し爾後再言したるも、今回は特に勤労者の中に一部婦女子ありて、直接之と接し作業を実施すること多きを以て、更に一層徳操を堅め断じて疚しき行為あるべからず。重ねて率直に云う。一時の性欲に駆れて一般婦女子と性交を交え、或は之に性交を迫ると許さず。断然厳重に処断するを以て、本職の設備する特殊慰安婦の外巌に之を慎むべし。即ち姦奪程軍隊の威信を害し、民心を離反せしむるものなく、百の善行も一瞬にして水泡に帰するを以てなり。宜しく上下相戒めて断じて之なきを期すべし。
証言者
証言者属性
部隊名第50飛行場大隊
資料タイトル第五十飛行場大隊 陣中日誌 昭和19年5月1日-5月31日
著者、公文書発信者など第50飛行場大隊 田村眞三郎隊長
公文書宛先
発行日
発行所
ページ
出典備考古賀徳子「沖縄戦における日本軍『慰安婦』制度の展開(1)」p48、日本の戦争責任資料センター『季刊 戦争責任研究 第60号』2008夏季号
備考 現在の地図の本部町の北西海上に伊江島がある。伊江島全体が行政区画では伊江村である。
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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