出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 うるま市 字平良川 |
資料にある地域情報 | 平良川 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 慰安婦 今の平良川の交番所のうしろに高江洲歯科があり、病院を出て字西原を通っていこうとしたら、日本の兵隊がいっぱい並んでいた。高江洲歯科と前の役場との中間ぐらいになっているところに慰安所があって、朝鮮の女の人がたくさん慰問にきていた。通りかかったおばさんに、なんでこんなにたくさん兵隊がいるかと聞いたら、朝鮮の女がきているから遊びにきているんじゃないかといっていた。 |
証言者 | 安里良子 |
証言者属性 | 地元住民 |
部隊名 | 独立混成第44旅団第3大隊9中隊 |
資料タイトル | 具志川市史 第五巻 戦争編戦時体験Ⅰ |
著者、公文書発信者など | 具志川市史編さん委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.3.31 |
発行所 | 具志川市教育委員会 |
ページ | 322 |
出典備考 | 注:証言によると、高江洲歯科医院と旧市役所の間に慰安所があったという。グーグルマップでは高江洲歯科医院は沖縄石川線から少し入った位置にある。平良川信号から南へ約300メートルの位置である。具志川市の市役所の位置は「今昔マップ on the web」の1970年代の地図によると、現在の平良川公民館やうるま市立図書館の位置と思われる。両者の中間付近に慰安所があったとうから、現在の地図では字平良川の南端と思われる。古賀徳子は「沖縄戦における日本軍「慰安婦」制度の展開(2)」の中で、本証言について「字安慶名(現・平良川)」の慰安所としている。 |
備考 | うるま市のほぼ中央付近に「字平良川」がある。 |