証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 宜野湾市 字宜野湾
資料にある地域情報字宜野湾
慰安所があった時期未記載
記載内容部落にはサーターヤー(製糖小屋)が東西南北に位置する形で4個所あり、1箇所目に3、4台ぐらいの圧搾機がおかれていた。部落の北側に面するミーガー(新川)寄りのサーターヤーに慰安婦の小屋があった。伊波正栄さんは「どこから連れてきたんでしょうか毎週土・日に30名以上の朝鮮人慰安婦がいて、朝鮮ピーといっていた筈です。慰安婦は全部が全部朝鮮人ではなかったと思います。軍の命令で分配されてきておりました」と証言している。具志堅タケさんも「字宜野湾に慰安婦の宿があると聞いていました。私の家に宿泊しておりました中隊長を訪ねて、そこから慰安婦がきているようでした。沖縄のジュリ(尾類・遊女)ではなかったでしょうか。ちょっと色が白くて垢抜けしているようでしたけど、服装は私たちと同じでモンペを着けていたんです」と証言している。
証言者具志堅タケ
証言者属性現地住民
部隊名戦車第27連隊(球12102)
資料タイトル大学生の沖縄戦記録
著者、公文書発信者など石原ゼミナール・戦争体験記録研究会著・石原昌家監修
公文書宛先
発行日1985.8.15
発行所ひるぎ社
ページ22
出典備考
備考 宜野湾市は、沖縄本島中南部の中央に位置する。字宜野湾は宜野湾市の南部にある。
テキストのコピーはできません。