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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 浦添市 字安波茶
資料にある地域情報安波茶
慰安所があった時期1944年夏
記載内容宮城篤三さん(安波茶出身)が、昭和19年夏、村兵事係兼在郷帝国軍人会分会長をしているとき、安波茶駐屯の日本軍経理将校が訪ねてきた。「役場にやってきた将校が、瓦葺家の私の家に慰安婦を入れるというのです。私は最初不服だといったがどうしても使用するといい、貸さなかったらどうするかと聞くとこれは軍命令だといって、強引に慰安所にしていったのです。そのとき私は子ども3名の5人家族でした。そして、製糖小屋に追いやられたので、そこは床のないから子どもを寝かせられないので、屋敷内の馬小屋で寝泊まりさせて欲しいと願ったが、そこも駄目だということでした。慰安婦は朝鮮人と辻の女性が4、5人きていました」
証言者宮城篤三
証言者属性地元住民、自宅を慰安所にされた。村兵事係兼在郷帝国軍人会分会長
部隊名
資料タイトル浦添市史 第五巻 資料編4 戦争体験記録
著者、公文書発信者など浦添市史編集委員会
公文書宛先
発行日1984.3.31
発行所浦添市教育委員会
ページ15-16
出典備考
備考 浦添市は、沖縄本島の南部地域と中部地域の境目に位置する。那覇市の北東にある。浦添市の中央より少し南に安波茶がある。
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