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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 那覇市 安里
資料にある地域情報字安里
慰安所があった時期
記載内容安里
昭和18年に区長選挙があり、私ー玉井亀吉ーが選ばれた。そのことの区長の仕事といったら、区民を神社に連れていき出征兵士の武運長久を祈らしたり、宮城遥拝をさせたりすることだったが、19年に入ってからは飛行場や防空壕設営のための奉仕作業がひんぱんになったので、その場合の区民への割当と現地まで引率して行くのが主な仕事になった。・・・空襲後は内地や北部に疎開する人が多くなったので、それにつれ空家が増えて、軍人が入ってくるようになった。まもなく「軍人以外は立入るべからず」との立札があちこちに立てられたので「どうしたのかな」と思っていると、遊女たちが出入りするようになり、やがて居つくようになった。結局、そこは軍の慰安所となったのだ。
証言者玉井亀吉
証言者属性1943年に区長選挙で選出される。
部隊名
資料タイトル那覇市史 資料編第2巻中の6 戦時記録-市民の戦時体験記(公募原稿),戦時資料
著者、公文書発信者など那覇市企画部市史編纂室
公文書宛先
発行日1974.12.25
発行所那覇市役所
ページ13-14
出典備考玉井亀吉「島尻郡旧真和志村戦争記」
備考 那覇市のほぼ中心部に安里がある。
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