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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 島尻郡 八重瀬町 字長毛
資料にある地域情報長毛
慰安所があった時期
記載内容1944年10.10空襲より前に、那覇市上之蔵で三味線店を経営していた父親は、辻の若いジュリ20人の引率を頼まれ、具志頭村長毛に行って慰安所を開いた。長毛では立派な瓦葺きの2階建ての家が準備され、部屋がたくさんあった。自分たち親子は1階で生活し、2階が慰安所になっていた。「今日は〇〇部隊の慰安の日」と決まっていて、班ごとに兵隊が来ていた。兵隊といざこざが起こると、父が出て行って対応していた。米軍が上陸するまでは、ひもじい思いは全然していない。後ろの納屋で、父が非常食として、豚肉をいぶして天日干しにして燻製を作っていた。それぐらい食料には恵まれていた。攻撃が始まると、両親と私、「慰安婦」たちはガマに避難した。
証言者N
証言者属性地元住民、当時5歳、父親が慰安所を設置
部隊名
資料タイトルwam第10回特別展カタログ「軍隊は女性を守らない 沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」
著者、公文書発信者など
公文書宛先
発行日
発行所
ページ41
出典備考2012.4.4、古賀徳子聞き取り
備考 沖縄本島の南部中央付近に八重瀬町がある。八重瀬町の東端に長毛がある。
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