証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 宮古島市 平良字東仲宗根添
資料にある地域情報宮原
慰安所があった時期1944年
記載内容戦争中(44年に)、朝鮮女性が「クース」(唐辛子)を貰いに来てたよ。それまでは朝鮮女性を見たことないね。私の家に日本軍人2名と朝鮮女性3名が1週間位泊ったことがあるよ。部屋を貸してほしいと頼まれてね。向かいに3軒、こっちに1軒あった。地域で頼まれたのはうちだけだった。その理由は分からない。宮原小学校の裏の松林に兵舎があって、そこからは離れていた。・・・
家の間取りは、4.5畳、3畳、3畳、3畳(台所)で、当時2家族が住んでいた。私ら家族のほかに親類の1家3人がきていた。親類の母屋が爆弾でやられ、離れは兵隊にとられ、それに夫は兵隊に行っていた。私たちは3畳間に住み、軍人・女性に4畳半を貸した。部屋代は1銭も取らなかった。
証言者池間トヨ
証言者属性歩兵第3連隊
部隊名
資料タイトル戦場の宮古島と「慰安所」12のことばが刻む「女たちへ」
著者、公文書発信者など日韓共同「日本軍慰安所」宮古島調査団
公文書宛先
発行日2009.9.6
発行所なんよう文庫
ページ140-141
出典備考現地調査:上里清美、清水早子、「韓国・沖縄・日本共同調査団」(団長:尹貞玉)
備考 伊良部ミヨ、小禄恵良、池間トミは宮原にあった同一の慰安所、及びそこの「慰安婦」について証言していると思われる。「宮古島全域ガイドマップ」の東側の鏡原・増原線(194号線)の北側に宮原がある。行政区画上は、平良東仲宗根添である。
テキストのコピーはできません。