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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 宮古島市 城辺字比嘉
資料にある地域情報比嘉
慰安所があった時期未記載
記載内容朝鮮の女とかは分かる。城辺の西城というところがあるでしょう。平良に行く道で。分かりやすいところ。道のすぐそばに汚いうちだけで作られていた。道路も汚かった。道はそこまで綺麗ではなかったけど、戦時中は平良に2時間かかって歩いていた。戦争中だからね。平良からは。峰からも離れていて。比嘉に入る道の近くだよ。新しくできた保育所の東にあったよ。うちも徴用された兵隊の作業なんかしたから、彼女たちを注意深く見る暇はなかった。でも、彼女たちは、兵隊の相手なんかをやって、「朝鮮ピー」と言っていた。・・・「ピー屋」は、道のすぐ傍にあったと記憶している。バラックだったよ。雨をしのぐだけの、汚なそうな家だった。「朝鮮ピー」という人なんかも苦労したと思うさ。
証言者Kさん
証言者属性地元住民、1924年生まれ
部隊名第60旅団駒13068隊など
資料タイトル戦場の宮古島と「慰安所」12のことばが刻む「女たちへ」
著者、公文書発信者など日韓共同「日本軍慰安所」宮古島調査団
公文書宛先
発行日2009.9.6
発行所なんよう文庫
ページ164-165, 167
出典備考現地調査:ホン・ユンシン、「韓国・沖縄・日本共同調査団」(団長:尹貞玉)
備考 K、M、山城三郎、前里充宏、福地曠昭は同一の慰安所を証言していると思われる。宮古島南部東半分が城辺である。城辺の海岸沿いに比嘉がある。行政区画上は、宮古島市城辺字比嘉である。
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