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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 宮古島市 伊良部字国仲
資料にある地域情報伊良部 国仲
慰安所があった時期未記載
記載内容慰安所は今この旅館があるところだよ。朝鮮から来た女性たち?14人くらいいたよ。親しかったから分かる。長屋は、分からないけど国仲だけだったと思うさね。・・・茅葺きだったよ。普通の茅葺き屋だった。女たちは13名、14名いた。中に入ったことがないから分からない。・・・兵隊さんがみな集まって並んでいるのをよく見かけたよ。許可もらって、たまに来ていた。毎日ではないよ。午後からだったね。・・・家の裏なんかでキミコさんのところに遊びにいったら、サックを風船だと思って、ふうふうと、遊んだこともあるね。「お前。それが何と思ってるのよ!」と、シゲヤマが怒ったよ。シゲヤマは朝鮮人男性で、慰安所を管理していたの。・・・自分たちの中では朝鮮語でやっているけど。私とは日本語。ハルコさんもいたし、キミコさんは、兵隊の子を妊娠していた。・・・
この近くにも、離れて国仲にあった。・・・遠くで見ただけだから分らない。ただこの辺だなというのは分かる。分かるけど話はしなかった。そんなに深入りしてみなかった。向こうに家(慰安所)ができてそこに居たということだけは知っていたわけ。位置は分かる。
証言者Nさん、沢田方英
証言者属性地元住民
部隊名駒12948隊
資料タイトル戦場の宮古島と「慰安所」12のことばが刻む「女たちへ」
著者、公文書発信者など日韓共同「日本軍慰安所」宮古島調査団
公文書宛先
発行日2009.9.6
発行所なんよう文庫
ページ172-174, 179
出典備考現地調査:ホン・ユンシン
備考 宮古島の北西に伊良部島と下地島がある。事実上つながっている。国仲は両島の中央付近にある。
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