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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 八重山郡 竹富町 字西表(白浜)
資料にある地域情報竹富村 字西表 白浜
慰安所があった時期1944年頃
記載内容私が台湾から西表島に渡ってきたのは昭和12年で、唯1人の台湾人苦力頭でありました。・・・私が来た当初、白浜は今日のように平坦で家屋があった訳ではなく、山から海にすぐ崖をなしていました。私たちの作業もそこの埋め立て工事からはじまりました。・・・
また、昭和19年頃白浜には慰安所がありました。そこの慰安婦は10人位だったが、台湾、朝鮮、沖縄の方から来ており、中でも朝鮮人が多かった。美ぼうの者は、憲兵や上官の者がわがものにしていた。確か空襲の始まった頃までもおったように覚えているが彼女たちが、どうなったかは全く知りません。
証言者揚添福
証言者属性台湾出身の元炭鉱労働者
部隊名
資料タイトル沖縄県史 第10巻 各論編9 沖縄戦記録2
著者、公文書発信者など沖縄県教育委員会
公文書宛先
発行日1974.3.31
発行所沖縄県教育委員会
ページ99
出典備考揚添福「三、台湾人炭鉱労働者の生活」
備考 沖縄本島の西南方に西表島がある。西表島の西海岸沿いが西表である。白浜は内離島の近い位置にある。
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