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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 八重山郡 竹富町 字西表(白浜)
資料にある地域情報竹富村 字西表 白浜
慰安所があった時期1944年
記載内容白浜には慰安所があった。朝鮮人と日本人が慰安婦としており慰安所が2ヵ所あった。私は兵隊を慰安所に連れて行ったりもした。私は仕事をしなければならないため、途中で高等科をやめ父の船の手伝いをするようになった。内離島、外離島、祖納、サバ崎へ慰安所の女性を連れて行った。干潮の時は大変だった。潮が引くと遠浅になったので、女をおんぶしていかなければならず、慰安婦を濡らせると将兵に怒られるし、難儀した。慰安所には若い女が大勢おり、朝鮮人が20人ほどいた。白浜には料亭もあって、1ヵ月に2,3回ほど部隊から将兵が来て、飲み食いをしていた。
証言者石垣高徳
証言者属性地元住民
部隊名船浮要塞(後に重砲兵第8連隊へと改称)
資料タイトル竹富町史 第十二巻 資料編 戦争体験記録
著者、公文書発信者など竹富町史編集委員会 町史編集室
公文書宛先
発行日1996.3.31
発行所竹富町役場
ページ698、720-721
出典備考石垣高徳「護郷隊の訓練と生活」
備考 沖縄本島の西南方に西表島がある。西表島の西海岸沿いが西表である。白浜は内離島の近い位置にある。
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