| 出典種別 | 兵士の回想録等 | 
|---|---|
| 現在の地域情報 | 江蘇省 南京市 | 
| 資料にある地域情報 | 江蘇省 南京の繁華街 | 
| 慰安所があった時期 | 1938年8月 | 
| 記載内容 | 8月15日、わが大隊は、上海駅から鉄道輸送で南京に向った。約10ヶ月前、私が敵と戦いつつ進んだ江南の沃野は、すっかり平和を回復し、水田が青々と風にそよぎ、町にも田舎にも多くの中国の人々の姿が見えた。私たちを乗せた列車が走っている鉄道線路も、10ヶ月前は各所で破壊され、橋も殆んど落ちていたが、今は完全に復旧していた。・・・南京の繁華街は、どこも人であふれていた。・・・なた、繁華街の裏通りには、日本人向きの食堂や喫茶店などもたくさんできていて、そこでは中国の人々に交って、多数の日本女性も働いていた。また、日本人相手の料亭や慰安所もあって、そこの従業者は全部若い日本女性であった。 | 
| 証言者 | 赤尾純蔵 | 
| 証言者属性 | 日本軍兵士 | 
| 部隊名 | 歩兵第51連隊第1大隊 | 
| 資料タイトル | 荼毘の烟り-殉国の士を悼みて- | 
| 著者、公文書発信者など | 赤尾純蔵 | 
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1987.10.1 | 
| 発行所 | にっかん書房 | 
| ページ | 222 | 
| 出典備考 | |
| 備考 | 南京は中国東部にある江蘇省の省都であり、江蘇省の南西部にある。 |