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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報江蘇省 南京市
資料にある地域情報南京 四条港
慰安所があった時期1940年
記載内容私は南京にながいことおったんですが。そこには四条港という所があってね。支那語でしゃべりもって(しゃべりながら)遊びに行きました。店にね、女の人ばかりおる所が4か所ほどありましたな。だいたい、重なっておったんですわ。それに、朝鮮人も4か所ほどありましたな。中国人は5,6か所ありましたよ。日本人と朝鮮人は名前を言いよりましたわいな。それで、中国人は番号で「私は何番を買う」というようにね。
証言者73歳 男 京都府
証言者属性日本軍兵士・軍曹
部隊名京都16師団篠原部隊・揚子江湾岸警備
資料タイトル性と侵略――「軍隊慰安所」84ヶ所 元日本兵らの証言
著者、公文書発信者など1992・京都「おしえてください!『慰安婦』情報電話」報告集編集委員会
公文書宛先
発行日1993.7.31
発行所社会評論社
ページ142
出典備考
備考 現在の南京の地図には四条巷を含む地名が2か所あるようだ。一つ目の四条巷は、中山東路の南、長白街の東にある南北に走る街路である。行政区画上は、秦淮区となる。秦淮河が南北に流れる場所の西側から順に、頭条巷、二条巷、三条巷、四条巷と呼ばれている。もう一つの四条巷は、中山北路の西にあるが、ここは鼓楼四条巷である。行政区画上は鼓楼区である。ここに鼓楼が付いているということは、当初、秦淮区の四条巷があって、その後に鼓楼四条巷が命名されたと推測できるが、定かではない。ここでは南京市でとった。
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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