| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
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| 現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
| 資料にある地域情報 | どこか奥地 |
| 慰安所があった時期 | 未記載 |
| 記載内容 | 私の役目は、関東軍の目をかすめての物資の調達であった。・・・ハルピンの海軍武官府の門をくぐると、大佐の怒声がいきなり耳に入った。その前に首を垂れた少尉が、涙声で何か釈明していた。「この女たちを連れてすぐ内地へ帰れ。海軍の面汚しだ。」内地から連れてこられた5人の女性は私服に身を包んでいた。どこか奥地に売春のため売り飛ばされる途中、停車場司令にとがめられたらしい。途方に暮れる5人の女性は、ほんとうに内地へ引き返したのだろうか。分からない。 |
| 証言者 | 松井慶訓 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | 第1海軍衣糧廠・第3海軍衣糧廠503分隊 |
| 資料タイトル | 浜名風-最後の海軍技術科士官の記- |
| 著者、公文書発信者など | 海軍技術浜名会 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1994.5.23 |
| 発行所 | 私家版 |
| ページ | 185 |
| 出典備考 | 松井慶訓「ハルピンの一夜」 |
| 備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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