出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 弾丸雨飛の前線 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 従軍看護婦の活躍ぶりは一応述べた。ところが、日華事変の中盤戦ごろから軍司令部などではタイピスト、一般事務、応接接待の仕事などが女性の分担とされ、女性軍属が戦線に行った。このほか、「慰安婦」部隊が、朝鮮、内地からかなり多く出動して行った。彼女たちは時に弾丸雨飛の前線まで師団将兵とともに進出した。作戦があって師団の移動があると、慰安婦部隊もともにトラックで相前後して前線へ進んだものだ。朝鮮出身の彼女たちは「兵隊さん、私たちもあなたがたと同じ天皇の国民ですよ」(天皇陛下、等々的一様=トントンイーヤン)と軍用トラックの上で叫んだものだ。やさしい手を振ってあいきょうをふりまきながら……。 |
証言者 | 松本政春 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 郷土兵団物語 |
著者、公文書発信者など | 松本政春編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1963.6.15 |
発行所 | 岩手日報社 |
ページ | 300-301 |
出典備考 | |
備考 |