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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【4.29】wamセミナー 天皇制を考える(20)「『国旗』と暴力:としまると考える日の丸」

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wamセミナー 天皇制を考える(20)
「国旗」と暴力:としまると考える日の丸

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「日の丸・君が代」をどうするのか―。この問いは、主に教育現場での闘いに頼ってきましたが、本来は学校だけの問題ではありません。2025年10月の自維連立政権合意書では、「日本国国章損壊罪」を制定し、「外国国章損壊罪」のみ存在する矛盾を是正する、とありますが、この項目が「三、皇室・憲法改正・家族制度等」という章立てに在ること自体、刑法の「矛盾の是正」の問題ではないことは明らかです。

植民地支配と侵略戦争を「日の丸」を掲げて遂行した、その歴史的な事実と経緯を理解することは極めて重要です。その一方で、戦争や戦闘といえば「旗」や「国旗」のもとでなされてきた歴史があり、「旗」を掲げた暴力は、今もなお継続しています。「統合のシンボル」とは、裏を返せば「排除のシンボル」。個々人の「内心の自由」の問題だけではなく、ナショナリズムや暴力の問題として「国旗」そのものを問い直す、ラディカルな議論を始めたいと思います。

表現やシンボル、国家、暴力など、学問領域にとらわれずに発信を続けてきたとしまるさんと一緒に考えるセミナーに、ぜひご参加ください。

日 時: 2026年4月29日(水・休) 14:00~16:30
お 話: としまるさん     
会 場: wamオープンスペース(定員40名/予約・先着順)
参加費: 1000円(wam会員。非会員は1200円)
申込み:こちら(Googleフォーム)。会場参加のみ電話での申し込みも可能です。

*オンラインは翌日夕方以降のオンデマンド配信(1か月)になります。


【ゲスト紹介】 としまる

JCA-NET代表理事。富山大学元教員。専門は、現代資本主義論、情報資本主義論。民衆に対する監視社会化や、資本主義のグローバル化に抗する市民運動、さらには音楽、アートなど幅広い分野で活動を続け、暴力とその正当性についても考え続けている。反天皇制の運動には古くからかかわり、1986年に富山県立近代美術館が昭和天皇の肖像を使用した美術作品を事実上検閲した事件では、裁判で天皇と「表現の自由」の問題を世に問うた。2025年からは廃姓運動を開始、家制度の象徴である姓を外して「としまる」と名乗る。旧姓は小倉、戸籍上は妻の姓で、小倉利丸の名での著書・共著等は40冊を超える。