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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

第10回特別展「沖縄展」は、いよいよ6月23日(土)からです!

すでにチラシをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、webでの宣伝が遅れていました。
昨年7月から1年にわたって展示してきた「フィリピン・立ち上がるロラたち」展も6月17日(日)で終了します。
ご来館いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
まだ、ご覧いただいていないみなさま、この週末がラスト・チャンスです!ぜひ、お見逃しなく。
そして、23日(土)からは、第10回特別展がいよいよ始まります。
タイトルは「軍隊は女性を守らない―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」です。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
※6月18日~22日は展示入れ替え期間のため休館します。ご注意ください。
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  wam第10回特別展
   軍隊は女性を守らない
   ―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力―
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会期:2012年6月23日(土)~2013年6月末日
アジア太平洋戦争末期、日本の「防波堤」「捨て石」にされた沖縄では、3ヵ月にわたる地上戦で多数の住民が命を落としました。日本の敗戦が色濃くなった1944年3月には、第32軍の沖縄配備とともに日本軍の慰安所が作られました。そこでは、辻遊郭の女性たちをはじめ、朝鮮や本土から連行された女性たちが「慰安婦」にされました。
日本の敗戦は、沖縄の女性に平和をもたらしませんでした。米軍占領下では米兵による強かんが多発、性暴力事件は後を絶ちません。戦中も戦後も「復帰」後も続いてきた軍隊による性暴力の実態、そして基地を押し付けてきた日本の責任を問う女性たちの闘いを伝えます。
 
【主な展示内容】
●沖縄の歴史:王国時代、琉球処分から同化政策まで
●日本軍の配備と慰安所設置  
●沖縄全域の慰安所マップ
●沖縄戦の実相:住民被害、学徒動員と「集団自決」
●第32軍司令部壕にいた女性たち
●「慰安婦」にされた沖縄・九州・朝鮮の女性たち
●渡嘉敷島、座間味島、宮古島の慰安所
●米軍駐留と性暴力被害    
●沖縄戦と軍隊による性暴力を記憶し行動する女性たち