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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【4/20】wam de cafe カナダで何が起こってるの?―日本軍「慰安婦」の事実を記憶する活動と日系人社会

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アジアからの移民が多いカナダでは、アジア太平洋戦争の歴史や証言を伝える活動が続けられてきました。日本軍「慰安婦」に関しては、2007年11月にカナダ連邦議会下院で「慰安婦」被害者に謝罪を求める動議(オリビア・チャウ議員提出)が採択され、2015年11月にはトロントに「平和の少女像」が設置されました。
一方で、日系人をはじめ、このような旧日本軍の加害を伝える活動に対して、反対する運動も加速しているといいます。そこには、米国のように新移民を中心とした単純な歴史修正主義・否定主義だけでなく、第二次世界大戦中、日系人として強制収容所に入れられて人権侵害を受け、被害回復を求めて闘った人たちも含まれているというのです。
カナダで何が起こっているのでしょうか。1980年代にカナダへ移住し、強制収容された日系人のリドレス運動にも詳しい田中裕介さんにお話をききます。

日 時:2018年4月20日(金) 18:00~20:00(予定)
場 所:wamオープンスペース
参加費:700円
講 師:田中裕介さん(フリーライター)

たなか・ゆうすけ:北海道出身。早稲田大学卒業。1986年にカナダへ移住。日系コミュニティ新聞の日本語編集者として20年以上勤務し、取材過程で多くの日系人会議、日系史発掘、エスニック問題、人権運動に取り組む。1994年以来、民話や創作を英語で語る「語りの会」を主宰。日本の大学などでカナダに関する講演もしている。現在はフリーランスとして、日系メディアや『季刊 戦争責任研究』等の学術誌に執筆。訳書に『ほろ苦い勝利―戦後日系カナダ人リドレス運動史』(現代書館)、『暗闇に星が輝く時』(朔北社)等。