会期:2019年3月1日(金)~2020年8月末11月末(会期を再度延長しました)
1875年の江華島事件を皮切りに朝鮮侵略を推し進めた日本は、女性の身体を国家が管理する「公娼制」を朝鮮にも移植していきました。帝国日本は、暴力と搾取によって朝鮮を統治し、さらなる領土拡大をもくろんだ侵略戦争で、朝鮮女性たちを軍専用の「慰安婦」として、アジア太平洋の戦地にまで連れて行きました。
東アジアに生きる私たちの「いま」は、日本による植民地支配・侵略の過去と切り離すことができません。解放後の朝鮮における南北分断、朝鮮戦争、開発・軍事独裁による夥しい死や人々の苦しみも、日本と無関係ではありえないのです。日本という国は何をしてしまったのかを知り、過去の不法行為を認めてこなかったこの74年を正すことこそ、いま、求められています。
朝鮮人「慰安婦」の声
日本の朝鮮侵略・植民地支配と日本軍「慰安婦」制度
朝鮮の女性たちの闘い