日本語 English
戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

wam de video 2014 のお知らせ

◇◆======================================◆◇

第11回特別展「台湾・『慰安婦』の証言~日本人にされた阿媽たち」
wam de video 2014

◇◆======================================◆◇
 
wam de videoは、様ざまな映像資料や関係者のトークを通して「台湾展」をより深く理解しようという企画です。各回とも、台湾の「慰安婦」被害の実態や台湾の歴史、社会について知る手がかりになるはずです。
 
会 場 wamオープンスペース
参加費 800円 (維持会員300円引き、友の会100円引き)
 
=====================================

第1回
『台湾アイデンティティー』を作りながら考えたこと
~日本語で語られる台湾人の戦前・戦中・戦後史~

=====================================
日時 1月31日(金) 18:30~20:30
お話 酒井充子さん(さかい・あつこ 映画監督)
上映 『台湾アイデンティティー』(2013年)のPR映像(約2分)、『台湾人生』(2009年)のPR映像(約2分) ほか
 
日本の植民地・台湾で日本人として青少年期を過ごした台湾の人びと…。新聞記者時代に台湾旅行をして彼らに出会った酒井充子さんは、「台湾についてもっと知りたい!」という思いにかられて現地に通い、映画の世界に入りました。高い評価を受けた第1作『台湾人生』も、ただ今、好評上映中の『台湾アイデンティティー』も、戦前・戦中の日本時代と戦後の国民党時代を生きた台湾の様ざまな人びとが、その人生を率直に語る映画です。酒井さんとその作品を通して、あなたも台湾と台湾の人びとに出会ってみませんか?
 
=====================================

第2回
植民地・台湾は日本の“南進基地”だった
~男たちは激戦地へ、女たちは慰安所へ~

=====================================
日時 2月28日(金) 18:30~20:30
お話 池田恵理子さん(いけだ・えりこ wam館長)
上映 台湾総督府時代の国策記録映画 ほか
 
アジア太平洋戦争に突入した日本で「国民総動員体制」がしかれると、植民地・台湾では男性は軍属として激戦地に、女性はアジア各地の慰安所に送り込まれました。台湾の植民地政策がどう進められたかを描いた当時の記録映像と、「南進基地」台湾の玄関口・基隆の遊廓から女性たちがどのように南方の慰安所へ送られたかを語る関係者の証言映像を視聴しながら、台湾の人びとの過酷な戦争体験・戦後体験について考えます。