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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

wamカタログ14 日本人「慰安婦」の沈黙~国家に管理された性

目次

グラビア [地図] 記録された日本人「慰安婦」
1 性を管理する国家・日本の歴史~近代公娼制度から戦後まで
2 被害を語った日本人「慰安婦」
3 敗戦直後の性暴力被害

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」編
価格:1,980円(内税180円)
頁数:フルカラー 56頁
発行:2018年5月

第15回特別展(2017年8月5日~2018年11月25日)「日本人『慰安婦』の沈黙~国家に管理された性」の展示カタログ。
日本人にも「慰安婦」にされた女性がいた——そのことはわかっていました。公文書や元日本兵の手記には、アジアの女性たちとともに、日本人の「慰安婦」の存在も記録されていました。しかし、性暴力や公娼制度から続く国家による性管理を生き抜いた女性を差別する日本社会のなかで、多くの女性たちは沈黙を続けました。
女性が自ら性を管理されることを選んだかのように見せるシステム、性暴力を女性に責任があることのようにとらえる視線、被害の告発を許さない社会の空気は、今も続いています。